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ゴジラ2014みてきたよ


本日7月25日に遂に封切となった、アメリカ版ゴジラを観てきました。

まず最初に断っておきますと、僕は平成のVSシリーズを見て育った世代なので、どうしても「ゴジラ」というと昭和シリーズよりそちらをイメージする傾向にあります。

故に、ゴジラに求めるものが昭和シリーズの世代の人たちとは違う可能性があるという点をご理解頂きたい。

とりあえず、言いたいのは「どうしてこうなった」ということだけ。


本家本元のゴジラをリスペクトしているのはよくわかるんですが、なにか「コレジャナイ」感が出るんですよね。

ゴジラの造形とか戦闘シーンは別にいいんです。
個人的に一番気に入らないのは、人類側が何もしてないところ。

人類が自然災害に対して無力であるのと同様に、怪獣に対して無力であるというのをやろうとしたのかもしれませんが、正直無力すぎて面白味の欠片もありませんでした。

「頑張ったけどやっぱり怪獣には勝てなかったよ」

というのなら理解できます。どうやっても通常兵器で怪獣を倒すのは至難の業です。
しかし今回の場合は

「怪獣には勝てないからとりあえず頑張ったよ」

といった感じです。
何と言うか必死さが足りないというか、もっと人間の意地を見せてほしかった。

特に何が一番腹立たしいかというと、主人公の存在意義が皆無だったこと。
主人公は爆発物のプロという設定を持ちながら、それを全く活かすこともなく、終始「家族のところに帰る」という、時代が時代なら非国民扱いされるヘタレ主人公です。
更に物語終盤、怪獣を誘き寄せる為の餌だった核ミサイルの起爆装置を解除する任務に就くのですが、結局爆弾を解除できずに沖合で爆発。
主人公がやったことと言えば、怪獣の卵を丸焼きにしたくらいですが、それも彼がやらなくてもゴジラがやってくれると思うので必要だったのかな?と見ていて疑問でした。

どちらかというと、「ゴジラらしくない」というよりも「アメリカ映画らしくない」主人公でしたね。

これだったらいっそのこと、ゴジラを利用しつつ敵怪獣をやっつける流れの方がアメリカらしくて良かったんじゃないですかね。

こういったアメリカ映画の良い所って、どんな困難な事態に陥っても、どんな強敵が現れたとしてもアメリカンスピリットで立ち向かい「USA!USA!」と最終的に大歓声が起きることだと思うんですけど、今回はそういった要素は皆無でした。


アメリカ映画の長所を殺してまでゴジラをリスペクトしようとしたその姿勢は評価すべきなのかもしれないですが、結果として中途半端な主人公になってしまったのが本当に残念です。

早くも続編の話が上がってるみたいですが、次回作ではその辺をもう少し描いて欲しいですね。

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