久しぶりの更新。
というか、9月更新するの完全に忘れてましたね(;´Д`)
コミケの戦果報告とか僕ラブの報告とか色々とあったんですが、部屋を片付けて物を広げられるようになってからにしようと考えていたら結局ひと月経ってしまった()
一か月ぶりの更新は、先日発売された「マブラヴオルタネイティブ トータルイクリプス」のPC版の感想などを書き綴っていこうかなと。
元々PS3とXbox360で出たのをPCに移植したもので、何やら粗が多かったコンシューマ版に比べて演出やら色々と強化されている模様。
ついでに、アニメで登場した京都編まで入っているので正直こっち買って正解だったかなと、プレイ終わった後で思いました。
(まだ京都編はやってないですが)
僕がマブラヴという作品に触れたのは、初代が発売されてから半年後くらいですかね。
2003年の夏か秋くらいに初めてプレイしました。
そしてものすごく続きを楽しみにして待つ事3年。数度の延期を経て2006年に完結編であるオルタネイティブが発売。
オルタ発売から既に8年が経過した今でも、年に1回か2回はリプレイするほど大好きな作品です。
ALcot作品を除いたエロゲで一番好きな作品だと思います。
で、このTEは同じ時間軸の外伝ですね。小説から始まってアニメ化され、遂にゲームで完全版が出たという流れ。
TEに関しては正直なところ、微妙かなぁと。
小説版でもアニメ版でも感じていたんですが、いまいち盛り上がりに欠ける。
というのも、開発計画をやっている都合上、人類同士の諍いばかりで、オルタのように主人公がスペシャルな活躍をする訳でもないので盛り上がれる箇所が少ないです。
特にテロ編までは小説で読んでいたので結構面倒でしたね。
他に盛り上がるのが難しい要素に「取ってつけたような恋愛要素」があります。
主人公のユウヤはとにかく戦術機を開発するのに夢中で、ヒロインである唯依の好意に気が付くこともなく、クリスカが相談しにきた時も見当違いなアドバイスをする始末。
これで恋愛要素を詰めるのは無理があるような気がしていたのですが、案の定、えっ?という展開でした。
結局オルタと同じで選択肢はあるものの一本ルートで、クリスカと結ばれる流れなんですが、正直なんでクリスカを好きになったのかが全く理解できませんでした。
あの戦術機馬鹿の朴念仁がいったいどのタイミングでクリスカを好きになったの?
流れ的に、狙撃された唯依が復帰したあたりで唯依を意識するのが普通な気がしたのは僕だけですかね????
しかも最終的にクリスカとイーニァの3人で駆け落ちするというオチ。
いやいや、他の戦友や唯依、XFJ計画全部ぶっちして駆け落ちするのってどうなのよ?
なんかアメリカの偉い人が「誰もうかつに手出しできない状況を作り出した」なんて賞賛してたけど、あれ考えてやった結果じゃないよね。
どう考えても、この作品は結論ありきで物語が作られたような気がしてならない。
黎明作戦はエヴェンスクハイヴに侵攻するものなので、各国から選ばれた衛士である開発メンバーが参加するのは無理があるので、クリスカルート以外はないんだけど、「なんでクリスカなの?」という疑問と不満は解消できないよね。
正直に言うと、開発チームと、それがダメでもせめて唯依と一緒に戦うシーンが見たかった。
最後も「ここから盛り上がる」というところでフェードアウトしたので不完全燃焼だなぁと。
あと個人的に思ったのは、唯依の親父さんは結婚する前にユウヤのお母さんと関係を持ったんだっけ?
まあどちらにしても国と家を棄てられない立場にありながら、更に言えば五摂家の分家とはいえ、政治や軍事に携わる身でありながら異国の女性と肉体関係を持ったのは正直言い訳の仕様もないよなぁ。しかも避妊もなしで。
本人は子供が出来たことを知らなかったらしいけど、避妊もしないで関係を持った時点でアウトだよね。
全体的な評価としては微妙なところ。
面白いけどイマイチ盛り上がりに欠けた作品。
黎明作戦くらいかね、盛り上がったのって。
それ以前のテロ編付近までは退屈ではあったものの、各種演出や可愛いキャラデザで楽しめたのはよかった。
その後クリスカメインになってから更に退屈になったのが残念。
せめてもう少しオルタ本編のネタとか出てきてくれたら面白かったんだけどね。
TEも終わって、柴犬も終わってしまった今では唯一の楽しみはクロニクルズのみ。
発売日が待ち遠しいです。
以上、TEの簡単な個人的感想でした。